シンプルな装いの完成度は、色の組み合わせに左右される。すぐに試せる配色テクニックの実例をそれぞれの色の持ち味・イメージをもとに整理し、まとめてお届け。※コーディネート写真は過去のGISELeで紹介したものです。定番配色に「+1色のプラス効果」鉄板配色が持つ長所をのばし、短所をカバーするアクセントカラーの足し方をご紹介。おなじみ配色の気分転換としても参考にしたいプラン。【画像一覧】すべての差し色パターンはこちら01_MONOTONEコントラスト強めな「白×黒」>> 辛口モードがなごやかに+ PINKフェミニンな色の加算で、メンズライクなアウターに甘×辛ギャップのコケティッシュな魅力が生まれる。+ RED強さもありながらカジュアルに見せてくれる赤がモノトーンの力みを緩和。+ YELLOWはっきりしたコントラストを陽気なイエローが和らげて明るくフレンドリーに。+ GREENナチュラルなグリーンをシックな白黒にON。意外性のある組み合わせが導くこなれ感。+ BLUEクールなイメージを上乗せするブルーの重なり。ニットカーディガンなら肩ひじ張らずにスマートに。--{甘くやわらかい「白×ベージュ」}--02_WHITE BEIGE甘くやわらかい「白×ベージュ」>> あいまいな配色もぼやけない+ PINKピンクで白×ベージュの糖度を上昇させたぶん、ジャケット&テーパードでマニッシュに。+ REDマイルドな色みにメリハリがつく品のよい赤。ロングコートからわずかにのぞく比率がちょうどいい。+ YELLOWペールイエローとベージュのグラデーション風。段階的な色調でカラーニットが自然になじむ。+ GREENグリーンの効能で穏やかさが高まり、直線的なフォルムの上下でもリラクシーなムードを演出可能。+ BLUE冷静なブルーのクールダウンで、ゆるいシルエットもまったりしすぎない。--{品行方正な「白×ブラウン」}--03_WHITE BROWN品行方正な「白×ブラウン」>> まじめさに親しみがそなわる+ PINKキレイな白+温和なブラウンの女度がピンクでさらに上昇。まじめさがあるからいやみがない。+ REDブラウンの深みを高めつつ、コントラストの強さで白が映える上品な赤のテーパードを。+ YELLOW白とブラウン、それぞれの色になじみやすいイエローがルックに統一感をもたらす。+ GREENグリーンと合わせて白×ブラウンをアースカラー風にシフト。ナチュラルな好感が生まれる。+ BLUE知的な雰囲気を高めるブルー。黒ほどはっきりしない白×ブラウンのやさしげなプレッピースタイルに。