着慣れた服の気分を変えて、装うことへのモチベーションも上げてくれる柄アイテムを総まとめ。これまでGISELeで提案した柄の着方から読みとる、選びや組み合わせの正解とは? (※この企画のコーディネートは過去のGISELeで紹介したものです)STEP.1「あるといい柄」選択基準スタンダードな5つの柄にフォーカス。「シンプルな服になじむ前提」の色みや形の選びを再確認。【BORDER】ラフに傾きすぎない細めの横縞が理想>>「正しい服をきちんと着る」【DOT】正統派な服にも合わせやすい地味色の水玉模様>>スタイリストに聞く「優れた柄」の選択条件【STRIPE】あいまいな色みでエッジィな柄もやさしげに>>ときどき着たい「カラフルな柄」【FLOWER】大人びた甘さに仕上げるしなやかな風合い>>2枚のトップスで「どう着まわしてもいい結果」【CHECK】ダスティトーンで知的な柄を味わい深く>>柄も色も「上手に着まわす」垣根無く使える服--{柄づかいが上手くなる「さじ加減」}--STEP.2迷わない柄の使い方「目立ちすぎず・大人っぽい」が柄アイテムの理想のさじ加減。主役級の柄を適度に落ち着かせてうまくまとめる10の方法をご紹介。【CASE1】柄をなじませるように 柄の主張を抑えてキレイめに仕上がる、細いピッチのボーダー&ストライプ。合わせる服と柄の色をそろえれば、いっそうシンプルに整う。柄の効果で強弱がつくから、必然的にワントーンも整う。【CASE2】白黒使わずあいまいに上下をくすみ色で構成する、配色にメリハリをつけないテクニックで、柄によくある力んだ印象を回避。色みがはっきりしないぶん、ノースリやサンダルなど肌感のあるアイテムを取り入れてすっきりと。【CASE3】かわいい柄は小さく使うワンピースのすそから柄をちら見せしたり、柄スカーフを巻いたり。無条件に愛らしいドットや小花柄は、少量使いならガーリーに転ばずプレーンな服を女性らしく仕立ててくれる。【CASE4】肌感とコンパクトなボーダーハーフパンツやノースリなど素肌がしっかりのぞく装いには、ボーダーで優等生なイメージをON。ピッチが細いものやコンパクトな形なら、より品のいい仕上がりに。【CASE5】デニムを高めるモノトーンの花柄黒をベースにした甘さひかえめの花柄で、デニムを大人のヴィンテージスタイルへと格上げ。ブラウスやワンピースのとろみのある質感で取り入れて、やわらかい雰囲気を維持。--{白に柄を合わせるなら?}--【CASE6】白トップス+白まじりの柄カジュアル度の高い白Tとなら、アニマルやキレイ色の花柄もリラックスして試せる。主張の強い柄は、顔から遠いボトムで取り入れるのがおすすめ。+白トップスで統一感の出る「白地の柄スカート」。白どうしの境界線を明確にするかのような、ベルトの黒がウエストをきゃしゃ見せ。目の詰まったニットトップスとストライプ柄や幅広のワイドパンツ。強めな柄をなごませるボリュームスリーブのほどよい甘み。【CASE7】楽に着られる渋いストライプ力を抜きつつ、きちんとした装いに整えてくれるくすみ色のストライプ。ロゴTやオーバーオールなどボーイッシュな服も、知的な柄となら大人の遊び心にとどまる。【CASEA8】白パンツと合わせて都会的に今季注目の白パンツを活用し、浮かれた柄をシンプルにそぎ落とす。大ぶりな花柄シャツも街に似合うリゾートスタイルへと様変わり。足元は黒のレザーシューズとセットで合わせる柄トップスを考えると上手くいく。【CASE9】アクセサリー代わりに柄をそえる肩に引っかけたり、ウエストに巻いたり。アクセサリー感覚で、サブ的に小さく効かせる。単調なワンツーにメリハリをつくれるうえ、見慣れたスタイリングがシンプル以上に引き上がる。【CASE10】レトロな柄はIラインで投入ともするとほっこりしがちな、ブラウンやグレーベースのなつかしさのある柄。シャープに整う縦長シルエットをつくれば、スマートな佇まいに着地。おかげで、白Tや寒色パンツのさわやかな服ともうまくなじむ。☑柄の着こなしに大事な「足元の抜け」【夏のぺたんこ靴】シンプルの範囲内で「凝ったデザイン」