さてさて、晩秋の風物詩ともいえる串柿がずらりと並んだ光景を楽しもうとワタクシは和歌山県かつらぎ町の四郷という地区に出向きました。最初は「神野」という集落に行き、続いて「大久保」という集落に行きました。ここ大久保が串柿造りの中心になるのではないでしょうか。初めてこの地を訪れたときには、集落を埋め尽くすかのような串柿に驚いたものでした。何度も通っていますので、もう驚くことはありませんが、それでも来るたびに感動します。ところでところで、どうして正月に串柿が祝いものとして飾られるのでしょうか。その理由は鏡餅を「鏡」、橙(だいだい)を「勾玉」、串柿を「つるぎ」として三種の神器になぞられているからだそうです。なるほどなぁ…と感心するワタクシでありました。また串柿は、一本の串に10個の柿が刺してあり、縄の両端に2個ずつ...日本一の串柿の里-和歌山県かつらぎ町:四郷